昭和37年 Aa型(タイプ)

3.溶解工程

溶解工程では、銅、ニッケルなど貨幣の素材となる数種の金属を一定の品となるように配合し、電気炉で溶解する。

使用する電気炉は、作業環境を清潔に保ち、また均一な組織の合金を作ることができる誘導電気炉を使用している。

溶解され高温の液状となった貨幣用の合金(溶湯)は、水冷鋳塊型に注入され、そこで長い棒状に凝固する。ここで用いられる鋳造装置は、半連続鋳造装置と呼ばれるものであり、上から溶湯が注入されると同時に、鋳型の底面がエレベーターのように、徐々に下降していくようになっている。溶湯は、次第に固まりつつ下降し、更に水槽中に入って冷却され完全に固まり、長さ数メートルの棒状の合金が出来上がる。これを鋳塊という。

こうして作られた鋳塊は、これ以降の工程での取り扱いが簡単になるように、短く切断され、次の圧延工程に送られる。
昭和37年 未使用 識別番号はAa型(タイプ)。



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