今年一年を振り返って

「写真については著作権者によって制作されたネガから作成されたポジが原作品である。

45条の対象は、写真の著作物の原作品であり、公表されたものという限定はないため、著作財産権に関しては、未公表の写真の原作品を購入して公に展示することもできる。

展示権の対象は原作品であり、複製物については展示権が及ばないため、複製物は自由に展示できる。

写真についての展示権は「未発行」の原作品にのみ認められるが(25条)、その例外規定である45条では「写真の著作物の原作品」を例外として規定している。

既発行写真著作物にはもともと展示権はないので、45条で例外として扱う理由がないためであろう(中山・著作権法、294頁)。」


今年は東日本大震災があり、甚大な被害を受けた。交通事故もあった。

電気がなくインターネット、テレビなどのライフラインがすべて絶たれた。食糧、物資を購入する人で行列を作っていた。

来年こそは良い年であることを願っている。

Winny事件

当時、東京大学の助手であった金子勇氏がユーザー同士でファイル交換ができるウイニーというP2Pソフトウエアが作られ、京都府警に逮捕されたという事案。

一審の京都地裁では、「ウイニーが、不特定多数の人によって違法な著作物のやり取りに広く利用されていることを知りながら、その状況を容認し、あえてウイニーの最新版を公開・提供したことに責任がある」と判断された。

そのソフトウエアをみんなが違法に使っていると知りながら、さらにバージョンアップ版を提供していることは、違法行為を助長している、と京都地裁は考えました。

控訴審の大阪高裁では、「ソフトウエアの性質について、ウイニーのファイル共有機能は、P2P通信において、匿名性と、送受信の効率化、ネットワークの負荷の低減を図った技術を中核とするもので、その技術や機能を見ると、著作権侵害に特化したものではない。むしろ、ウイニーは、合法にも違法にも使える価値中立なソフトウエア」と判断しました。

ウイニーをダウンロードした人が違法に使った場合、開発者も違法かどうかという点について、ソフトの
より技術開発の自由や新しいソフトウエアのイノベーションに対して配慮した基準を打ち立てました。

提供者が、不特定多数のもののうちには、違法行為をするものが出る可能性・蓋然性があると認識し、認容しているだけでは足りないとし、ネット上で自分が積極的に勧めてソフトウエアを提供している場合にだけ刑事責任を問われる、と判断した。

(野口祐子「デジタル時代の著作権」ちくま新書、2010年、120頁。)

●ウィニー開発者の無罪確定へ=幇助罪の成立認めず―検察側の上告棄却・最高裁

「ファイル交換ソフト「ウィニー」を開発、公開し、違法コピーを容易にしたとして、著作権法違反幇助罪に問われた元東大助手金子勇被告(41)の上告審で、最高裁第3小法廷(岡部喜代子裁判長)は19日付で、「多数の者が著作権侵害に利用する可能性が高いと認識していたとはいえない」として、検察側上告を棄却する決定をした。一審の有罪判決を破棄し、ほう助罪成立を認めず逆転無罪とした二審判決が確定する。

 一審京都地裁は、「著作権侵害をしても安全なソフトとして広く利用されていることを知りながら、不特定多数に入手可能にした」として、罰金刑を言い渡した。

一方、二審大阪高裁は、「悪用される可能性を認識していたが、侵害のために使うよう勧めて提供はしていない」と無罪を言い渡していた。 」

時事通信 12月20日
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20111220-00000115-jij-soci

●ウィニー開発者無罪確定へ…最高裁が上告棄却

「ファイル共有ソフト「Winny(ウィニー)」を開発してネット利用者に提供し、ソフトの違法コピーを手助けしたとして、著作権法違反(公衆送信権の侵害)の幇助罪に問われた元東京大大学院助手・金子勇被告(41)の上告審で、最高裁第3小法廷は、2審の逆転無罪判決を支持し、検察側の上告を棄却する決定をした。

 無罪が確定する。決定は19日付。裁判官5人中4人の多数意見。大谷剛彦裁判官は同罪は成立するとする反対意見を述べた。

 岡部喜代子裁判長は、ネット上でソフトを提供した開発者の幇助罪が成立するのは、侵害に使われることを具体的に認識しているか、多数の人が違法に利用する可能性が高いと認識している場合に限られるとの基準を初めて示した。

 決定は、この基準を踏まえ、「ウィニーで流通していた4割は著作物で、著作権侵害に使われる可能性が高いことは否定できない状況だった」としたが、「被告自身は、そこまでの状況を認識していたとまでは認められない」と判断した。

読売新聞:12月20日

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20111220-00000963-yom-soci

●Winny開発者 無罪確定へ

「ファイル交換ソフト「Winny」を開発した東京大学大学院の元助手が、映画などの違法コピーを手助けした罪に問われた裁判で、最高裁判所は犯罪となる初めての基準を示して検察の上告を退け、逆転で無罪を言い渡した2審の判決が確定する。 東京大学大学院の助手だった金子勇さん(41)は、ファイル交換ソフトの「Winny」を開発してホームページで公開したことで、映画やゲームソフトの違法なコピーを手助けしたとして著作権法違反の幇助の罪に問われました。

1審は、罰金150万円の有罪判決を言い渡しましたが、2審は、「違法な使い方を勧めたわけではない」として無罪を言い渡し、検察が上告していました。これについて最高裁判所第3小法廷の岡部喜代子裁判長は、「ソフトの開発を萎縮させないためにも、犯罪の成立には著作権が侵害される具体的な状況を認識していることが必要だ」という初めての判断を示しました。そのうえで、「被告がそこまで認識していたとは言えない」と指摘し、20日までに検察の上告を退ける決定をしました。これによって、2審の無罪判決が確定することになりました。この事件を巡っては、「どのような場合に著作権法違反の幇助に当たるのか基準があいまいで、技術開発が萎縮しかねない」という批判の声が上がっていましたが、最高裁は今回の決定で一定の基準を示したことになります。無罪が確定することについて、最高検察庁の岩橋義明公判部長は、「今回の事件は社会に大きな影響を与えた事件で、検察の主張が認められなかったことは誠に遺憾だ」というコメントを出しました。一方、金子さんは、20日夜、東京都内で会見を開き「素直にうれしいです。ソフトの悪用という点ばかりが注目されてしまいましたが、私の開発態度が正しく認められたことはありがたいと思っています」と述べました。また、弁護士は「失われた7年は金子さんや日本のソフトウェア技術者にとって非常に大きな損失でした。最高裁が犯罪が成立する基準を示したことは技術の開発に向けて大きな意味があると思う」と述べ、今回の決定を評価しました。」

NHKニュース 2011年12月20日

http://www3.nhk.or.jp/news/html/20111220/t10014782281000.html


【Winny事件最高裁決定】事件番号:平成21(あ)1900 事件名:著作権法違反幇助被告事件 裁判年月日:平成23年12月19日 / 判例検索システム>検索結果詳細画面

http://www.courts.go.jp/search/jhsp0030?hanreiid=81846&hanreiKbn=02

「被告人がファイル共有ソフトであるWinnyをインターネットを通じて不特定多数の者に公開,提供し,正犯者がこれを利用して著作物の公衆送信権を侵害した事案につき,著作権法違反幇助罪に問われた被告人に幇助犯の故意が欠けるとされた事例」

年賀状を書きました。今年は東日本大震災があり大変でした。

今後は、Eメールの年賀状になっていくと思う。

駒銘は変名著作物

普通、将棋の駒には雅号があります。並彫り、上彫り、特上彫りの彫駒にあります。彫埋駒、盛上駒にもあります。

板井典子弁護士によると、「変名著作物とは、著作者の公表に際して著作者名として実名に代えて著作者の実名(氏名、名称)以外の名義を表示した著作物である。変名は著作権法14条の「雅号、筆名、略称その他実名に代えて用いられるもの」と同義である。雅号、筆名、略称、俳号、芸名など社会的に通用するさまざまな表示が変名となりうる」とされている。

(半田・松田 「著作権法コンメンタール3」勁草書房、2009年、563頁)

左から 国井香月、香月彫、重雄作、一歩

竹風作(大竹竹風作)

重雄作、桂山(水戸桂山)、香月彫(香月師の工房で従事されていた方の作品、一歩(天童の彫師)

ほかにも掬水師、月山師、秀峰師等の山形県に住んでおられる伝統工芸士がいます。

これらの駒銘は雅号であり駒師の竹風師が作られた駒といえるため変名著作物といえます。

左から 「錦旗」「水無瀬」「菱湖書」「水無瀬書」「菱湖書」

一方、書体名は美術の著作物ではないと考えます。
石橋開運書、開運書、石橋書ほか。

従前、日本将棋連盟から許可を得て作られる中原名人書、大山名人書ほかがありますが著作物とは言えず著作物かどうかは裁判をしてみないと分からないというお返事です(著作権情報センター)。

日本将棋連盟で駒の制作をしていたころの「錦旗」の代わりに「日将連製」と彫られている。美術の著作物ではないと考えます。

結局、掬水作、秀峰作、竹風作、重雄作、香月作等の駒銘だけが著作物ということができます。変名著作物といえる。

過去に書いた記事

http://sironeko98.cocolog-nifty.com/blog/2011/08/post-60e2.html

上映権(22条の2)

先日、有名なプロの写真展を見に行きました。

「上映権とは、著作者が自己の著作物の上映を独占させる権利である。その上映は、公衆に直接見せ、又は聞かせることを目的とする上映、すなわち公の上映に限られる。」

「上映とは、著作物を映写幕その他のものに映写することをいう(2条1項17号)。」(渋谷・講義125-6頁)。

著作物は映写幕に映写される必要はなく、テレビ受像機などに画像や文字を再生表示する行為も上映である。例えば、BD-Rで再生表示される行為も上映に該当する。

一方、公衆送信されてきた著作物をテレビ映像等に映し出す行為は、上映から除かれる(2条1項17号括弧書)。それは、公の伝達権(23条2項)の対象になる。

展示権(25条)の働かない写真著作物が展示されています。

http://twitpic.com/7tw5s1

ビートルズ演奏で逮捕! 「なぜだ」という素朴な疑問

http://www.j-cast.com/2006/11/10003787.html?p=all

著作権料払わず生演奏ダメ…楽器の使用差し止め

「日本音楽著作権協会(JASRAC)は22日、著作権使用料を支払わずに、同協会が管理するエルビス・プレスリーなどの曲をバンドで生演奏して営業しているとして、京都・祇園のライブハウスに対し、演奏禁止や同店が所有する楽器の使用差し止めの仮処分を京都地裁に申し立て、認められたと発表した。

 同地裁は同日、使用差し止めの仮処分を執行、ギターやドラムなどの楽器約20点を使用禁止にした。

 同協会によると、記録が残る1996年度以降、音楽作品の著作権侵害を巡り、機材などの使用を差し止める仮処分の執行は、生演奏形態の店は実態が把握しにくいこともあり、全国で21件(うち近畿地方は6件)にとどまっている。一方、スナックなどのカラオケ使用店は540件に上る。」

(2011年12月23日  読売新聞)

http://www.yomiuri.co.jp/entertainment/news/20111223-OYT1T00153.htm

カラオケ法理が確立してもいまだに著作権使用料を未払いな場所がある。ライブハウスの経営者が分からなかったせいであろう。

特に演奏権には注意してください。考え方が難しいので理解するのが苦しいかもしれない。把握するのに時間がかかる。

著作権の書物を読み理解することが肝心です。

福井健策弁護士ロングインタビュー:「スキャン代行」はなぜいけない?

逆の明文化となるか:東野圭吾さんら作家7名がスキャン代行業者2社を提訴――その意図

「スキャン代行業者に対して著作権者がとうとうアクションを起こした――浅田次郎氏、大沢在昌氏、永井豪氏、林真理子氏、東野圭吾氏、弘兼憲史氏、武論尊氏の7名を原告とし、スキャン代行業者2社に対し原告作品の複製権を侵害しないよう行為の差し止めを求める提訴が東京地方裁判所に提起された。」

http://ebook.itmedia.co.jp/ebook/articles/1112/20/news100.html

福井健策弁護士ロングインタビュー:「スキャン代行」はなぜいけない?

http://ebook.itmedia.co.jp/ebook/articles/1112/23/news009.html

著作権侵害(複製権侵害)に該当すると考える。私的複製ではない、まだ裁判例がないので分からない。

福井健策弁護士を支持する。

Winny最高裁判決や昨日の私的録音録画補償金制度の控訴審など重要な判決が目白押しです。

最近になって、ようやく著作権法が庶民にも見られるようになりうれしい限りです。

日弁連 違法ダウンロードに反対

先日、写真の展示権(25条)について記載しました。少し書き足します。

「展示権については、原作品の所有権が移転した時は、それに伴って著作権者が展示を許諾したものと解されています。」(梅原・尾込「すぐに役立つ著作権のしくみとトラブル解決実践マニュアル」三修社、2010年、23頁)。

つまり著作者および著作権者である写真家が雑誌等で一度発表したものであるといえるため展示権は及ばないことになります。

著作物を著作権者に無断で複製したりインターネット上で送信することも、原則として著作権侵害にはなります。

写真や絵画なども著作物ですから、写真に撮影することは著作権侵害(複製権侵害)になります。

ただ、実際には私的使用目的で著作物を写真に撮ったりする場合、著作権侵害にはなりません。

●日本弁護士連合会は違法ダウンロードに対する刑事罰の導入に関する意見書を12月15日付で各政党代表、衆参両議長に提出。

少なくとも現時点において、刑事罰を導入することには反対、との意見です。

http://www.nichibenren.or.jp/activity/document/opinion/year/2011/111215_5.html

意見書(PDF)

http://www..nichibenren.or.jp/library/ja/opinion/report/data/111215_5.pdf

●SARVH対東芝の補償金訴訟、控訴審が結審――判決は12月22日

「2010年12月27日に東京地方裁判所で言い渡された1審判決では、アナログチューナー非搭載機は私的録画補償金の対象機器に該当するとした一方、補償金の徴収に関する東芝の協力義務について「法的拘束力を伴わない抽象的な義務に過ぎない」と判断し、SARVHの請求を棄却している。SARVHはこれを不服として知財高裁に控訴していた。」

http://itpro.nikkeibp.co.jp/article/NEWS/20110914/368620/

判決の結果が待ち遠しい。13:00からですが、控訴棄却で東芝が勝訴したようです。
意外です。

私的録画補償金訴訟、2審も東芝が勝訴――知財高裁

http://pc.nikkeibp.co.jp/article/news/20111222/1039883/

「アナログチューナー非搭載のDVDレコーダーに対する私的録画補償金の支払いを巡り、私的録画補償金管理協会(SARVH)が東芝を相手取り起こしている訴訟(平成23年(ネ)第10008号)で、知的財産高等裁判所(塩月秀平裁判長)は2011年12月22日、SARVHの控訴を棄却し東芝の勝訴とする判決を言い渡した。 」

「一審では機器該当性は認められた、今回は認められず。・・アナログチューナーから入力されてAD変換されたものを録画する機器のみ該当するとのこと。デジタルのままだと非該当と裁判長が骨子で明言。」

●書籍スキャン代行業者を提訴=著名作家7人が差し止め請求―東京地裁

「紙の本を電子書籍端末で読むため、裁断してスキャナーで読み取る「自炊」と呼ばれる作業を代行するサービスで、著作権を侵害されたとして、小説家の浅田次郎さん、漫画家の弘兼憲史さんら作家7人が20日、代行業者2社を相手取り、作品の複製差し止めを求める訴訟を東京地裁に起こした。
 訴えられたのは、「スキャンボックス」の名称で代行サービスを展開する「愛宕」(川崎市)と、「スキャン×BANK」(東京都新宿区)。

原告側は、代行業者は著者の許諾を受けずに作品を複製しており、著作権を侵害していると主張。作家122人と出版社7社が9月に、複製しないよう求める質問状を代行業者約100社に送ったが、被告の2社は今後も継続すると回答したという。」

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20111220-00000136-jij-soci

展示権(25条)

昨日も写真展を見させていただきましたが、Editor(編集者)のパネルはなく私の思い違いでした。株式会社小野写真館様のジュースの差し入れと社員の人間性の大きさに大変な温かさを感じました。

本当にありがとうございます。

美少女図鑑創刊号、2、3、4、5をゲットしました。別冊である2冊は昨日在庫がなくなったようで見つかりませんでした。

特に、「うちわ」が欲しかったと思います。


「展示権とは、著作者が、その美術の著作物または未発行の写真の著作物を原作品により公に展示する権利を専有する(25条)。

展示権は、著作者が原作品の無断展示を禁止したり、展示を許諾して料金を徴収したりすることを可能にするための権利である。

展示とは、原作品を公衆に直接見せる行為である。」

(渋谷達紀「知的財産権講義2第2版」有斐閣、2007年、137-139頁)。


写真もネガではなく、印画紙にプリントされたものであり、未発行である必要があります。

雑誌(フリーペーパーなど)、写真集(グラビアなど)に掲載されていないことが必要です。

茨城美少女図鑑展示会では、「華写」の写真を中心に展示されていましたが、発行済みの写真については展示権は働きません。展示してもいい写真といえ、展示は自由といえます。

一方、美少女モデル未公開ショットの写真の場合、まだ未発表なので展示権は働きます。

写真展は展示権の働くもの(未発表の写真)と働かないもの(すでに発表したもの)があるといえます。


●弘兼憲史さんら「自炊」代行業者を提訴へ

「紙の本を裁断してスキャナーで読み取り、自前の電子書籍を作る「自炊」の代行業は、著作権法で認められている私的複製にあたらないとして、作家の東野圭吾さん、漫画家の弘兼憲史さんらが代行業者を相手取り、営業差し止めを求める訴訟を起こすことが、19日わかった。」

http://www.yomiuri.co.jp/national/news/20111219-OYT1T01337.htm

(読売新聞 12月20日)


知的財産権の第一人者の福井健策弁護士をはじめ多くの著作権の専門家が違法ではないかと認めています。裁判所では、著作権法違反と判断される可能性が高いと思います。

ついに、裁判になる。

22日の私的録画録音補償金制度の控訴審判決があります。東京地裁のように協力義務の解釈について、「裁判所は、「協力」の用語例や文理解釈、立法者意思などから法律上の具体的な義務ではなく、法的強制力を伴わない抽象的な義務であると判断。

結論として被告が原告に対して104条の5の協力義務としての私的録画補償金相当額の金銭の支払義務を負うものと認めることはできないと判断しています。」

(駒沢公園行政書士事務所 http://ootsuka.livedoor.biz/archives/52139676.html


茨城美少女図鑑・写真展

午後、茨城県水戸市見川2-108-26アーバンテラス一周館A205 に行く。多くの写真著作物を鑑賞する。本日から25日まで、時間は11:00から18:30です。

エクセル本館で見たパネルがありました。第1号の表紙を飾った人のパネルもあることを確認する。

プロの写真を拝見する。

驚いたこととして、大手オークションで高値がついているフリーペーパーがすべて並んでいたことです。具体的には、茨城美少女図鑑1、2、3、4、5、別冊1、別冊2の在庫がありました。「うちわ」だけがありませんでした。あればもらってこようと思いました。

同じものを複数は必要はないこと、また、バックナンバーを手に入れておらず欲しい人もいると思うので遠慮してもらうことを控えました。

これらは在庫切れとも公式サイト等で報じられてきており正直に言えば、フリーペーパーの価値はなしとみるというのが正しいと思える。今日から考えを改めました。

「編集」editorの意味が分からない、著作権法ではどのように解釈されるのだろうか?

著作権等管理事業法が2001年10月1日に施行され、本法に基づき登録した管理団体に一般社団法人日本写真著作権協会(JPCA)などがあり写真の利用について業務を行っています。

http://www.jpca.gr.jp/


http://www.jps.gr.jp/

図書館にも「写真著作権」の書籍があります。そのため、将棋の駒の字母紙の著作物性のようにまだ発見されていない写真の著作物はないと思える。

http://www.jps.gr.jp/salesinfo/publication2/2003.html


一般社団法人日本写真著作権協会(JPCA)
【連絡先】 〒102-0082 東京都千代田区一番町25 JCIIビル304
■TEL 03-3221-6655
■FAX 03-3221-6655
■ホームページ http://www.jpca.gr.jp
【相談日・時】 不定。不在の場合はFAXにて受付。
【著作権業務】 写真の著作権に関する<1>管理業務、<2>調査・研究、<3>擁護・確立・運動、<4>研修及びセミナーの開催、<5>出版情報の収集及び提供、<6>関係機関との交流・協力、<7>前各号に掲げる事業に付帯または関連する事業。
【団体概要】 1971年設立。社団法人日本写真家協会、社団法人日本広告写真家協会、社団法人日本写真文化協会、日本肖像写真家協会、日本写真作家協会、全日本写真連盟、日本スポーツプレス協会、日本自然科学写真協会、日本風景写真協会の9団体が正会員となっており、正会員団体に加入する写真家は、約26,400人にのぼる。

CRICのHPより引用。

http://www.cric.or.jp/


京 俊介著『著作権法改正の政治学:戦略的相互作用と政策帰結』木澤社、2011年。

http://www.bokutakusha.com/announcement/announce_2011.html#link10

http://www.bk1.jp/product/03496156


駒沢公園行政書士事務所日記もお勧めします。

http://ootsuka.livedoor.biz/archives/52235434.html

http://www.globalcoe-waseda-law-commerce.org/rclip/newsletter/201111.pdf

ベルヌ条約

前に北朝鮮事件について書きました。

早稲田大学大学院法務研究科の高林 龍教授によると、「北朝鮮は、ベルヌ条約の加盟国ではあるが日本は国家として承認していない。

北朝鮮で製作された映画の著作権がわが国で侵害されたと主張された事件について、知財高判平成20年12月24日LEX/DB2544216<北朝鮮映画事件>は、未承認国家との関係では、わが国はその著作物を保護すべき義務を負担しないと判示した。」

高林 龍「標準・著作権法」有斐閣、2010年、19頁。


早稲田大学の渋谷達紀教授によれば、継続的著作物のことを「無名の継続的著作物」とされており解説されています。

渋谷達紀「知的財産法講義2・第2版」有斐閣、2007年、72頁。

著作権の保護期間(継続的著作物)

継続的刊行物である茨城美少女図鑑5を取りに行き、旧住居をきれいにまとめていた帰り、私の自転車と相手方の車がぶつかった。

相手方の車が確認をしなかったのが原因で、私は自転車に傷がついただけのようである。

相手によっては、傷がついたので弁償をしなさいとかあたかもやーさん風の口調でまくしたてる人もいる。

私も自転車のキズが付いたので近くの自転車店まで連れて行くとか融通がきけばよかった。結局、示談になった。

場所、時間が分かっており目撃者もいたので特定できるかもしれない。

まあ、そこまで頭が回れば・・・・になっていたでしょう。

美少女図鑑は継続的刊行物です。著作権法56条1項の継続的刊行物である。

冊、号または回を追って公表される著作物について、公表時を起算時として著作権が消滅する場合、その「公表時」とは、毎冊、毎号または毎回の公表時期とされる(56条1項)。

「冊、号または回を追って公表される著作物」の例としては、新聞、雑誌、年報、メールマガジンのような、継続的に刊行、公表される編集著作物、各回でストーリーが完結するテレビの連続ドラマなどが挙げられる。たとえば、テレビアニメ『タイムボカン』(1975年10月4日から1976年12月25日にかけて放送)は毎放送回でストーリーが完結する映画の著作物である。したがって、第1話の著作物の著作権の消滅時期は、公表時を1975年10月4日(第1話公表時)として計算される(著作権法56条1項前段)。そうすると、『タイムボカン』の第1話が自由に利用可能になるのは、今後保護期間を変更する著作権法改正がないものと仮定すれば、公表から70年経過後の2046年1月1日午前0時からである。」

出典 Wikipedia 

http://ja.wikipedia.org/wiki/%E8%91%97%E4%BD%9C%E6%A8%A9%E3%81%AE%E4%BF%9D%E8%AD%B7%E6%9C%9F%E9%96%93#.E9.80.90.E6.AC.A1.E7.9A.84.E5.88.8A.E8.A1.8C.E7.89.A9

継続的刊行物等の公表の時

「本条は、新聞、雑誌のような継続的刊行物あるいは百科事典・連載小説のような逐次刊行物について、その保護期間の起算点となる公表の時の判定基準を定めたものであります。

1項は、継続的慣行物等の公表時を各回の公表時とし、逐次刊行物の公表時を最終回の公表時とする旨を定めております。

まず、冊・号・回を追って公表される継続的刊行物等については、常時公表が継続されていて、公表の時点をいつと考えたらよろしいのかという問題がありますので、本項では、こういった冊・号・回を追って、公表する著作物については、毎冊・毎回・毎号の公表の時によってその保護期間を計算することとしております。

冊・号・回を追って公表する著作物とは、新聞・雑誌・年報等の継続的に刊行される編集著作物のほか、各回でストーリーが一応まとまっているテレビの連続ドラマ、例えば「水戸黄門」みたいな読切りシリーズの連続ドラマ、それから定期刊行写真集のようなものでして、その全部の公表の終る時期が通常予定されていないようなものでして、その全部の公表の終る時期が通常予定されていないような著作物をいいます。

そういう著作物につきましては、毎冊・毎号・毎号の公表の時、つまりそれぞれの公表された時が公表の時でありまして、雑誌であれば、何年何月号は何年何月に公表されたという取扱いをするということです。

ある意味では、毎冊・毎号・毎回の公表される著作物がそれ自体として一つの独立した著作物であり得るものだけが毎冊・毎号・毎回の公表時を起算点とするという自明の理を規定したものともいえましょう。

なお、これらの逐次刊行物等に掲載されている個々の論文等の著作物については、逐次刊行物に該当するものを除き、継続的刊行物等の公表時がその個々の著作物の公表時になるということは言うまでもありません。

加戸・逐条講義 352頁。

明日発刊!*茨城美少女図鑑*2011.12.14

http://www.excel-minami.jp/info/news/post-102.html?utm_source=dlvr.it&utm_medium=twitter