平成元年 鳳凰堂左翼楼・左破風の右端部 傍線 Cf型

平成元年銘に於いて神吉先生の発表された「鳳凰堂左翼楼・左破風の右端部 傍線 Cf型」と「鳳凰堂左翼楼・左破風の右端部 接合 Cg」の2つのタイプが確認できましたので報告します。
Cf型なのでS61後期、S62後期、S63後期、S64年銘と同じ図案をしています。存在数は後期型のCg型のほうが2割程度と数が少ないようです。ミントセットでは前期型のCf型しか見たことがありません。
未使用のCg型を探しています。流通貨しか存在しないと推測します。
〇平成元年 鳳凰堂左翼楼・左破風の右端部 傍線 Cf型 85%強

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緑の矢印で示した箇所に「鳳凰堂左翼楼・左破風の右端部 傍線」が見られます。

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「緑の矢印で示した箇所に「鳳凰堂左翼楼・左破風の右端部 傍線」が見られます。典型的な形で刻印の形や圧縮の過程で様々な形が生じてきます。Cf型の特徴で他の手変わりにも同じ変化が見られますので各自調べてみてください。後日紹介するCg型と比較するとすぐに差異が理解できます。

 

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「階段切れ目無」「左破風:階段型」「屋根の先端が鋭角」などの特徴も同じです。

 

昭和64年 屋根に切れ目無、屋根の先端が鋭角、階段の縦線上部が融合 Cf型

昭和64年銘に関する手変わり分類を進めていますが、関連する手変わりはCf型のS61年後期、S62年後期、S63年後期、H元年前期の宇治平等院鳳凰堂側の図案の変化に共通のものがあるので紹介します。
〇昭和64年 屋根に切れ目無、屋根の先端が鋭角、階段の縦線上部が融合 Cf型 存在率100%

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丸で囲んだ箇所に注目してください。主な差異が見られる部分です。

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「屋根の先端が鋭角」緑で囲んだ箇所。

 

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「階段切れ目無」黄色で囲んだ箇所。

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「屋根の先端が鋭角」橙で囲んだ箇所。

「右破風:切れ目無」赤で囲んだ箇所。

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「屋根の先端が鋭角」オレンジで囲んだ箇所。

「左破風:階段型」赤で囲んだ箇所。

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青の矢印で示した箇所はCf型の特徴といえ、「鳳凰堂左翼楼・左破風の右端部」がH元年後期のCg型とは形が違っています。H元年前期後期に関してはのちに紹介します。

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先日ヤフオクで落札した竜50銭銀貨 M38年後期 が到着しました。菊紋面Iタイプ、刻印分類名称:下切凸リボン[・大菊紋・太芯](亀谷雅嗣編「日本の近代銀貨ー50銭銀貨、27頁)。台湾のグレーディング会社ACCA社のオリジナルケースに収められており、 MS63の高評価を取得。

書物があるので確実ですが手替わり表示されて店頭に並んでいることが多く高めです。最も紙ホルダーに何も書かれていない手替わり品もあります。そのようなものは有名な手替わりではないため店頭で拡大鏡で選ぶ楽しみが残されています。きれいなものが残されていないように見えます。

近代銭はすべての手替わりを収集することのできるコレクターはかなり恵まれた人で通常の人は資金難から諦めてしまう。何らかの制約が出てくることは確かです。

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昭和63年 後期 屋根に切れ目無、屋根の先端が鋭角、階段の縦線上部が融合 Cf型

S63銘には「階段切れ目有」の前期タイプと「階段切れ目無」の後期タイプが存在し、前期タイプは流通用に作られたものではなく、ミントセットのみに作られたものと考えられています。
未使用貨幣は収集界に多数が残されているため稀少価値はないに等しく、コイン商ではミントセットの販売で前期と後期を分けての販売をしていません。どちらも同じ価格で売られています。セロファンで包まれている場合が多く、中身を確かめられないことがあります。
今回はS63年後期 Cf型を取り上げます。前期と後期の分類方法はS61年銘の「日本貨幣カタログ」に準拠させていただきました。
〇昭和63年 後期 屋根に切れ目無、屋根の先端が鋭角、
階段の縦線上部が融合 Cf型 存在率100%(通常貨)、ミントセット内にも含まれるため50-60%(ミントセット全体を100とした場合)。

画像はミントセット出しのものです。ちなみに通常貨も全く同じ図案です。PCGSやNGC、ACCAに鑑定してもらった場合の数字はミント出しのほうが高くなります。MS67も期待できます。一方、流通貨は数字が低く平均するとMS64-65になります。例外としてMS67のS61年後期を3枚ネットオークションやオークションで見たことがあります。

数字が大きくなるほど値段が高くなります。RD>RB>BNの順で安くなります。当たり傷や銅の光沢の違いなど同じ数字でも様々ですので選ぶ目が必要になります。そのためには良いものを何枚も見ることが大切です。買わなくても見るだけなら構いません。

銅は空気で酸化されるため空気が入らないようにクリップシーラーで圧着しておきます。紙のコインホルダーにいったん閉じてクリップシーラーで圧着しておきます。密封状態にしておきます。銅の原色での保存が最も難しく貴金属の金や銀が簡単です。

 

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丸で囲んだ箇所に着目してください。前期との違いがよくわかります。10-15倍の拡大鏡で容易に判別することができる手変わりです。肉眼でも慣れると判別可能です。ネットオークションは画像が全てですが焦点が合っていれば自分の目で判別できるようになります。

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「階段切れ目無」黄色で示した箇所。

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「屋根の先端が鋭角」オレンジ色で示した箇所。

「左破風:階段型」赤で囲んだ箇所。

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「屋根の先端が鋭角」オレンジ色。

「右破風:切れ目無」赤で囲んだ箇所。

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「屋根の先端が鋭角」緑で囲んだ箇所。他の「屋根の先端も鈍角」です。

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明日、台風10号が正午ごろ最接近すると見込まれていることから強風で飛ばされないように対策をしておきました。心配です。

 

昭和63年 前期 屋根に切れ目有、屋根の先端が鈍角、階段の縦線が分離 Ce型

【訂正】以前書いた記事のうちS56‐S62前期まで該当します。
×「右破風:階段型」
〇「右破風:切れ目有」
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S63年前期タイプのCe型は特別で通常貨用に製造されたものではなくミントセット用に作られたものと推測します。なぜなら流通貨ではまだ1枚も存在を確認していないためです。ミント出しがごく僅か含まれている可能性はありますが無視していただいて構いません。
問題になるのは前期の発行枚数ですが通常 605,021枚。大阪桜の通り抜け 41,979枚の合計647,000枚。催事やコイン商など店頭などでの経験から後期と前期の割合は5対5から6対4の割合と考えられ後期と同じかわずかに後期が多い。推定発行枚数は32-40万枚。通常貨では未発行でもミントセットを取り出せば容易に手に入る。
 
発行枚数は少なくS61後期タイプの推定発行枚数10-15万枚に次いで稀少価値が高いものですがミントセットは流通用に製造された目的ではなく収集家用に作られたため未使用貨が収集界に意図的に大量に残されていること。コレクターなど残存数が多いためプレミアムは付かないと考えられています。
しかし、近年になって状況が少しずつ変わってきています。オークションに前期が出品されある程度の評価が付いたことから他の手変わりでも同じく【手変わり品】としての価値が認められたと考えられる。問題は人気度でほとんどないといっても過言ではない。今後どのようにして普及させるかが最大の課題です。「日本貨幣カタログ」に掲載されれば効果があり、一般コレクターにも目に触れる機会が増えもっともいいと考えます。
S61後期はミントセットには存在せず銀行ロールにしかないため現存する貨幣はすでに市場に流通され摩耗され摩滅されているものがほとんどで未使用が極めて少ないため異常な高値がついています。人気度も高く、オークションに出品されたり貨幣専門誌「収集」に論文が発表されたり、「日本貨幣カタログ2016」に図案が掲載されたりと認知度もあります。

昭和63年 前期 屋根に切れ目有、屋根の先端が鈍角、階段の縦線上部が融合 Ce型 通常貨には無し流通用には製造されなかった、ミントセットには意外と多く32-40万枚と推定。

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「屋根の先端が鈍角」オレンジ色で囲んだ箇所。「他の屋根の先端も鈍角」

「左破風:楔型」赤で囲んだ箇所。

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「階段の縦線上部が融合」もしくは「階段切れ目有」。貨幣業界では慣用で「階段切れ目有無」と表現しています。「有」は「有り」の略。

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「右破風の切れ目」有。右破風と左破風の呼び名が異なっていましたので改めました。

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東京のコイン商より50円で購入。店主いわく、流通貨なのかミント出しなのかはわからないとのことでした。状態は未使用-。当たり傷や摩耗は全くなく、指紋による変色が見られました。

ミント出しを自分の目で選ぶと完全未使用を見つけることができます。

以前書いた関連記事はこちら。

昭和60年 屋根に切れ目有、屋根の先端が鈍角、階段の縦線が分離 Ce型

昭和61年 前期 屋根に切れ目有、屋根の先端が鈍角、階段の縦線が分離 Ce型

昭和62年 前期 屋根に切れ目有、屋根の先端が鈍角、階段の縦線が分離 Ce型

昭和62年 後期 屋根に切れ目無、屋根の先端が鋭角、階段の縦線上部が融合 Cf型

昭和62年 後期 屋根に切れ目無、屋根の先端が鋭角、階段の縦線上部が融合 Cf型、標準 90%前後(ただし、流通貨の場合)
存在率は現在集計中で後ほど追加する予定です。S62年銘前期後期。

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Cf型の特徴で「階段切れ目無」です。黄色で囲んだ箇所です。通常貨ではほとんどが後期タイプのCf型です。

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緑色で囲んだ箇所は「屋根の先端が鋭角」になっています。Ceと比較するとよくわかります。Ce型は「屋根の先端が鈍角」です。黄色で示した箇所は「階段切れ目無」。

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右側の屋根形状も鋭角になっています。黄色で示した箇所は「階段切れ目無」ですので前期と見比べてみるとよくわかります。

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「左破風」の形状は「楔型」ではなく後期タイプの特徴である「階段型」をしています。この変化は顕著でよくわかりやすいため容易に判断ができます。

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「右破風」も「階段型」です。

「右破風の切れ目」も無しです。

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他もCf型の特徴と同じです。なお、「他の屋根の先端も鋭い」ことが言えます。暗くなるのが早くなりました。寒くなっていくのが嫌です。

以前書いた関連記事はこちら。

 

昭和62年 前期 屋根に切れ目有、屋根の先端が鈍角、階段の縦線が分離 Ce型

S62年銘には前期タイプの「階段切れ目有」のCe型と後期タイプの「階段切れ目無」のCf型に分けることができます。S61年銘、S63年銘と同じ刻印で作られたものと推測します。
存在率ですが流通貨には少ないですがミントセットでは4対6の割合で後期がやや多いと推測します。したがって、ミントを崩してコレクションにすれば費用面でも安上がりにできます。お勧めします。無理して手変わり表示をされたものを選ぶ必要はありません。催事に行き自分の目で選んでくると後期と同じ値段でコイン業者さんより購入可能です。
昭和62年 前期 屋根に切れ目有、屋根の先端が鈍角、階段の縦線が分離 Ce型 稀少(ただし通常貨)

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平等院面はCe型であり、S60年と同じ図案(デザイン)をしています。他のCe型にも同じことが言えます。分類番号の記号は大切です。

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「左破風」は「楔型」をしています。赤で囲んだ箇所です。

「屋根の先端が鈍角」オレンジ色で囲んだ箇所です。

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「右破風」も同じく「楔型」をしています。「右破風の切れ目」有です。赤で囲んだ箇所です。

「屋根の先端が鈍角」オレンジで囲んだ箇所です。

 

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「屋根の先端が鈍角」緑色と青で囲んだ箇所です。

黄色で示した箇所は「階段切れ目有」です。別名、「階段の縦線が分離」。

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「 階段の縦線が分離」黄色で囲んだ箇所です。

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以前書いた関連記事はこちら。

昭和60年 屋根に切れ目有、屋根の先端が鈍角、階段の縦線が分離 Ce型

昭和61年 前期 屋根に切れ目有、屋根の先端が鈍角、階段の縦線が分離 Ce型

昭和61年 後期 屋根に切れ目無、屋根の先端が鋭角、階段の縦線上部が融合 Cf型

今回は有名な手変わりのS61年後期について取り上げます。神吉先生が分類表や「収集」2006年9月号に論文を発表されて以来、コイン業者やネットオークションなどでも認知され人気度も極めて高い手変わり品です。
昭和61年銘のプルーフセットの貨幣はすべてがこのCf型の後期タイプをしているため「試鋳貨」とも「プロトタイプ」ともいわれています。この貨幣のみ「日本貨幣カタログ2016」に掲載されています。S61年後期のみプルーフセットを製造する目的で発行されたと考えられています。
そのため発行枚数は極めて少なく10-15万枚と推測されています(神吉先生)。同じ図案(デザイン)はS62後期、S63後期など他の年号のCf型にも見られます。後日紹介します。

なお、「日本国」などに文字の太さの差異がありますが造幣局員の修正によるため無視してよいと思います。神吉先生も同じ意見です。私の分類方法は大まかに分けています。厳密ではありません。未使用貨でないと判断ができなくなる恐れがあるからです。収集家もあまり細かな分類方法は望まないし収集人口を増やす目的にも反します。
昭和61年 後期 屋根に切れ目無、屋根の先端が鋭角、階段切れ目無 Cf型 存在率:0.6% 珍品
現在まで5枚を流通貨より見つけました。今年に入ってからはまだ見つかっていません。
①ネットオークションより購入しました。PCGS MS64RD (PL)。PCGSはPL表記が付きません。50000円の落札価格でした。

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ポイントとなる箇所を丸で囲んでおきました。

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「左破風:階段型」をしており「屋根の先端が鋭角」です。他の屋根の先端も鋭い。

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「右破風:階段型」「右破風の切れ目:有」で「屋根の先端が鋭角」。流通貨で前期と後期の判断が難しい場合に複数の箇所で確かめます。近代銀貨の「組み合わせ手変わり」と同様の考え方です。

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「階段切れ目無」が最大の特徴です。

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参考までに茶色で示した「右裳階」に「枕」はありません。

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②PCGS MS64RDのものでネットオークションより購入しました。70000円の落札価格でした。

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平等院面にスラブに傷が見られます。また中身の貨幣も完璧ではありません。

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以前書いた記事はこちら。

昭和61年 前期 屋根に切れ目有、屋根の先端が鈍角、階段の縦線が分離 Ce型

昭和61年 前期 屋根に切れ目有、屋根の先端が鈍角、階段の縦線が分離 Ce型

10円青銅貨「S61~63銘」は、平等院面の「屋根に切れ目の有無」と「屋根の先端の角度」および「階段切れ目の有無」により刻印タイプを基本分類することができます。
すなわち、①S61、62、63、前期(階段切れ目有)、②S61、62、63、後期(階段切れ目無)に刻印特徴を大分類することができます。
S61後期タイプには「日本国」の文字が太字と細字に小分類できるが割愛しました。
昭和61年前期 屋根に切れ目有、屋根の先端が鈍角、階段の縦線が分離 存在率:99.4% 標準
平成28年6月5日現在の枚数で後期はまだ見つかっていないため前期の確率はこれより大きくなります。今年になって後期はまだ1枚も見つかっていません。有名な手変わりのS61後期は「日本貨幣カタログ」に掲載されたり手変わりのプレミアムが付き販売されたり、オークションに出品され本格的な評価を得た。
今、流通貨から見つけると金融機関から1000枚に1枚の確率でS61銘を見つけることができます。稀少性がある貨幣ということができる。中特年で未使用で100円程度でコイン業者から購入することができます。
催事でS61銘の50枚ロールを購入して割ってみたがすべて前期でした。近所の金融機関によると、200枚くらいならロールの形にできますということなのでロール収集は避けたほうがいいと判断した。
以前ヤフオクで落札したもので、NGC MS65 RB PL とスラブには書かれていました。プルーフライクなので初期打ちのものでミントセット出しのものなのだろうか。可能性は非常に高い。

承知のことですがミントセットには前期タイプのCe型だけしか組み込まれていません。その理由は造幣局に伺わないと正確には答えられません。したがって、ミントセット出しの61年銘を見たら間違いなく前期です。

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「屋根の先端が鈍角」がオレンジで囲んだ箇所。

「左破風:楔型」をしているのが特徴で「屋根に切れ目有」が赤で囲んだ箇所。

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「屋根の先端が鈍角」がオレンジで囲んだ箇所。当たり傷があるのが残念です。オークションの下見会があれば入札していなかったが格安だったので落札しました。

「右破風:楔型」 「右破風の切れ目:有り」と「屋根に切れ目:有」の組み合わせ手変わりで赤とオレンジで囲んだ箇所。

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「屋根の先端が鈍角」が緑で囲んだ箇所。

「階段切れ目有」が青で囲んだ箇所。

「左裳階」に「枕」が有りは参考(茶の矢印で示した箇所)。「枕」の有無を確かめる練習になりますので目を鍛えてください。S59年銘のCb型とCe型、Cd型を確実に判別できるようにしてもらいたい。

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その他、後期タイプと比較して「屋根の先端が鈍角」です。

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ほとんどが前期といっても過言ではありません。S61銘を見つけたらとりあえず使わないで保存しておきましょう。後期が混じっているかもしれません。そろそろ後期が出てきてもいいころです。確率的にも言えます。何とか見つかってほしいものです。

私はホルダーなしで保存できるビニール製のコインアルバムに入手するたびに入れています。枚数を計算することと、保存状態は良いのですがやはりコインホルダーの紙が一番いいです。クリップシーラーで密封するのがいい。紙ホルダーが古くなり破れてくる前に新品と取り換える。

S56Bd、S59Cb、S61Cf後期など年号別収集に変えて手変わり別コレクションを楽しんでいます。まだ1枚しか発見していないものもあり、流通貨から見つける場合は摩耗、摩滅があるため難しい。

 

昭和60年 屋根に切れ目有、屋根の先端が鈍角、階段の縦線が分離 Ce型

S60の平等院面については屋根に切れ目のあり、屋根の先端が鈍角、階段の耳石に切れ目が見られるものの1種類に分類した。
分類の特徴は、S61前期Ce型、S62前期Ce型、S63前期Ce型と全く同じ刻印をしています。画像はミントセット出しですが流通貨も同じ図案です。肉眼でもCe型と認識できます。
昭和60年 屋根に切れ目有、屋根の先端が鈍角、階段の縦線が分離 存在率100%

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平等院面です。

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赤で囲んだ箇所が「左破風:楔型」をしています。

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「右破風」も同じく「楔型」をしています。「右破風の切れ目」有です。

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「階段(耳石)切れ目」有が最大の特徴です。

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屋根の先端が鈍角

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屋根の先端が鈍角

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昭和59年 左破風:楔型、右裳階枕:無 Cd型

昭和59年銘の最も標準的に見られるCd型について説明します。
昭和59年 左破風:楔型、右裳階枕:無 Cd型 存在率:86.9% 標準的
この年号に関してはおよそ3年前より使わずに集めているため4000枚ほど集まりほぼ正確な存在率になっていると推測します。

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赤丸で囲んだ「左破風」と「右破風」の形状を見て「楔型」であることを第一に確認してください。次に緑の矢印で示した箇所に「右裳階」の「枕」が無いことを確認します。ほとんどがこの形です。

 

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「左破風」が「楔型(くさびがた)」

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「右破風」も同じ「楔型」をしています。「右破風の切れ目」有。

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最後に緑の矢印で示した箇所に着目し「右裳階(みぎもかい)」に「枕」がないことを確認します。

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台風が上陸し作物が倒木しています。台風情報が重要です。