昭和63年 後期 Cf型(タイプ) 

寺島コインさんの「コインの楽しい集め方」が非常に参考になります。コインコレクションは趣味なので、自分の好きな物を好きなように集めれば良いでしょう。小笠原諸島復帰50周年記念千円銀貨プルーフ、天皇金貨などの記念コインを収集しているコレクターも自分へのご褒美と考えればいい人もいます。要は自分の自由に使える金額内で収集できることが望ましいわけです。ちなみに私は申し込みはしません。

「コインを、どのように集め、体系づけるかは 自分の好み次第です。しかし、自分の力を考えに入れて目標を決めなければ、収集することに飽きてしまいます。また、資金の制約もあります。」

全国の貨幣研究会例会、ネットオークション、フロアオークションなど十分な時間を掛けて無理せず後になって後悔しないコレクションであればいいわけです。集め始めると同じ年号、状態のものが値段に違いがあることに気が付きます。どの業者を選んだほうがいいか勉強をしたうえで、拡大鏡や光沢、予算(催事ではクレジットカード払いができます)で決めます。

先日、有楽町の催事に行ってきましたが手変わりの表示をしている業者はありませんでした。現行10円青銅貨の手変わりは、神吉廣純先生、鈴木和三郎先生の書籍などから、最近各氏による研究が進みプルーフの新手変わりが発見されたことなど重要な知見も得られ、通常貨にも同様な手変わりがあることが解明されてきた感がある。

存在比もほぼ解明されてきた感がある。例えば、昭和62年ミントセットには前期のCe型(タイプ)は比較的多く見られ、通常貨には極めて少ない。昭和63年に当たっては通常貨には後期のCf型だけしか存在しない。

今日、紹介するのは昭和63年 後期 Cf型です。

〇昭和63年 後期 Cf型(タイプ) 存在率:非常に多い。通常貨にはほぼ100%。ミントセットには3対7で後期が多い。「左破風:階段型」「右裳階の枕:無し」「屋根の先端が鋭角」「屋根に切れ目:無」「階段切れ目:無」「鬼瓦とその上にある鳥衾:有り」

2017のCCFの低額品コーナーで購入しました。300円でした。したがって、催事でミント崩しを業者から購入するほうが賢明といえる。

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(昭和63年プルーフと同図案)

この貨幣と同じ図案は昭和61年後期のCf型以降、62年、63年、64年、平成元年と続きます。現行10円青銅貨の手変わりは極めて多様に見られる。本報告が、手変わりに興味を持って収集されている方々に取り、何かの参考になれば幸いである。本報告をきっかけとして、この分野の研究がさらに進むことを期待したい。

水戸の桜は満開になりすでに散っている花もありました。

桜が一気に咲きました

春爛漫です。満開のような桜です。
日中は暖かく、朝だけ寒く、少し動くと暖かくなり多めに着ていきます。

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さくらコインショーの反省点は、久しぶりに催事(1年)に参加したので重要な手変わりを見逃していた可能性が十分あるということ。次回からは状態の良いものに少しずつコレクションを入れ替えることに専念し、ゆっくりと完集できたらと思います。欲を言えば新手変わりの発見と昭和56年Bd型、59年Cb型の未使用の入手です。

自宅の塗装工事が始まる。昭和61年前期を3枚見つける。いい日です。
 

第27回さくらコインショーに行きました

3月23日の金曜日から東京有楽町の東京交通会館で開催されている「第31回JSDA切手まつり」と「第27回さくらコインショウ」に行ってきました。花粉症の季節が過ぎ、お花見の時期が来て東京銀座は大混雑でした。有楽町付近も普段より人がいました。

3日目の最終日ということで、お目当ての海外ミントやプルーフ出しはほとんど売れきれていました。パンフレットは来ず、PDFファイルだけで目録を見ていきました。ブースの位置が切れてしまい非常に分かりずらかった。

久しぶりに上京したのでGコインの下見、即売には寄れませんでした。東京は広い。新手変わりは見つかりませんでした。刻印が曖昧なために判断に迷うものもありました。ミントセットでおそらく間違えたと思います。ありがとうございます。

平成30年10円を100円で入手したのがいつもと違う収穫でしたが、4月のTICCで現地販売の貨幣セットを購入するので迷いました。状態次第で傷があれば購入しませんでした。MS65‐66RD位だと思います。もしかするとMS67RDかもしれません。また、昭和63年 前期 Ce型(タイプ)を30円で販売されている業者もあり購入してきました。

合計8社から20枚を購入しました。
◆平成30年 Cm型(タイプ) 

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昭和61年 前期 Ce型(タイプ) プルーフライク P/L

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平成13年 Ch型(タイプ) 前期 やや少ない。左宝珠切れ目:有、階段切れ目:有。新種のもので2015年12月3日に有楽町の催事で見つけました。

初日ではなく3日目の最終日に行ったのが原因だと思うのだがプラスチックケースに傷が付いています。大勢のコレクターに選り銭されたために付いた傷と思われやはり催事は初日に行くのが好ましい。無傷の状態のプラスチックケースがよい。価格は250円でした。

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3/18 茨城貨幣研究会例会

昭和61年を2枚見つけましたが1枚使ってしまいました。もったいない。使うときは必ず年号を確認する癖をつけます。1枚は前期でした。最近は非常に少なくなりました。


貨幣研究会例会では普通の収入があれば普通の貨幣が買えます。やはり近代銀貨が人気があります。収集しても集めきれないことは分かっていますので無理なことはしません。


昭和22年銘の大型50銭黄銅貨 未使用 光線入り を譲ってくれるという話もありましたが趣味の資金が問題になっています。カタログでは30万円以上の値が付いています。


金融機関ロールの方は欠席され出費を抑えることができ一安心しました。

昭和61年後期と昭和62年プルーフについて

通常貨の昭和61年後期 Cf型の隠れた特徴として「鬼瓦とその上にある鳥衾:有り」が挙げられ、棒線状になっていることである。「鬼瓦とその上にある鳥衾:有り」は昭和62年後期 、昭和63年後期、昭和64年、平成元年 前期 のCf型にも見られるが存在率が極めて少ない上に、ミントセットには含まれておらず入手の機会がない上に、金融機関ロールにしか未使用貨幣は残されていない。特別な貨幣ともいえるだろう。

私は昭和61年後期のスラブ入りを2枚所蔵しているのだが、いずれも「鬼瓦とその上にある鳥衾:有り」である。流通貨の中から6枚を現在に至るまで見つけたが新手変わりの発見には至っていない。

●通常貨の昭和61年後期 Cf型

赤→の箇所は「鬼瓦とその上にある鳥衾:有り」。現在、コイン店や多くのコレクターに支持されている人気のある稀少手変わり品です。

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●昭和62年プルーフ 前期 Cf型(タイプ)

赤→の箇所は「鬼瓦とその上にある鳥衾:有り」。従来の「日本貨幣カタログ」に掲載されている文章の貨幣と思われる。

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●昭和62年プルーフ 後期 Cg型(タイプ)

赤→の箇所は「鬼瓦とその上にある鳥衾:連結」、名前は私が付けました。今回、新発見の手変わりになります。神吉先生は「収集」2006年9月号、19頁で10円青銅貨の手変わり分類表を発表されその中でCf型とCg型を分類する場所を着眼点とされました。データが古いといえばその通りですが昭和62年プルーフ貨には2種類の手変わり品が存在することが判明した。

これはヤフオクで2016年12月15日に偶然にも入手できたものである。当然ながらまだ「日本貨幣カタログ」に掲載されていません。

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非常に暑く上着無しで過ごせました。

昭和63年 前期 Ce型(タイプ)

「収集」2016年3月号によると、喀龍・神吉廣純先生のご発表によると、コインの銘柄が持つ価値は、当該銘柄が持つ「存在意義」の観点における評価が非常に重要だと述べられている。「稀少性」も大事だがそれ以上に重要だと主張されています。

また、現行貨幣最高の手変わり品10円青銅貨昭和61年後期には現行貨としては確かに珍品ではあるが、それでも数千枚程度は存在しているだろう。にもかかわらず数万円以上で取引され、スラブ入りのハイグレード品だと時に15万円以上もの高値が付く。それは、刻印タイプがわが国初の公式プルーフ貨のための試作的意味合いで造られたという考えがコイン界で広く支持され、存在意義が高いと認められているからに過ぎない。

ところが、神吉先生が「収集」2006年9月号、19頁に発表された10円青銅貨の手変わり分類表によると、「鬼瓦とその上にある鳥衾:有り」のCf型、「鬼瓦とその上にある鳥衾:連結」のCg型とに分けられています。驚くことに、プルーフ貨幣の昭和62年銘には2種類の手変わり品を見ることができますので上述した従来の考え方は改めるべきがあると考えております。偶然に見つけました。仮に昭和62年プルーフ貨幣が1種類の手変わりしか分類できなかったとすれば試作的意味合いで造られたと決めつけても良いでしょう。最もあえて1種類にしたのかもしれません。コイン界での意識の変更を強く望みます。昭和62年プルーフ貨幣の手変わりの2種類の違いについては後日詳細に説明します。

〇昭和63年 前期 Ce型(タイプ) 存在率:流通貨では非常に少ないがミントセットが多く残されていることから稀少価値はないに等しいです。筆者は流通貨の中から1枚だけ見つけました。ミントセットだけにしか存在しないと決めつけてもいいと思います。「左破風:楔型」「右裳階の枕:有り」「屋根の先端が鈍角」「屋根に切れ目:有り」「階段切れ目:有り」「鬼瓦とその上にある鳥衾:無」

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「階段切れ目:有」は「階段の縦線が分離」ともいわれています。

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暖かくなりました。昼間は上着を脱ぎ仕事をしました。
 
 

昭和62年 後期 Cf型(タイプ)

10円青銅貨の手変わり別収集では、どうしても一品は持ちたいものの一つに、「日本貨幣カタログ」に掲載された「昭和61年後期」があります。ところが、ミントセットに発見できず、銀行ロールの中でしか見ることができないものです。流通貨でも後期を見つける楽しさがあります。

それに加えて後期の発行枚数が極めて少ないことは明らかです。難獲品です。

昭和61年後期の稀少性は、神吉先生が興味ある考察研究として「収集」2006年9月号に掲載されてから「日本貨幣カタログ2011ー2018」に掲載され同じ図と説明が掲載されました。それ以降、この手変わり品は人気があるものと認識され多くのコレクターに認知されることになりました。

存在率は東京や横浜で多く見られることなどから当初の10万枚程度であったのがやや多い30万枚くらいの発行枚数ではないかと修正されました(喀龍先生による)。

今日、紹介するのは昭和62年 後期 Cf型です。

〇昭和62年 後期 Cf型(タイプ) 存在率:非常に多い。88%。「左破風:階段型」「右裳階の枕:無し」「屋根の先端が鋭角」「屋根に切れ目:無」「階段切れ目:無」「鬼瓦とその上にある鳥衾:有り」

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①と②と③と④は「屋根の先端が鋭角」。(ほかの屋根の先端も鋭い)。
⑨は「屋根に切れ目:無」
⑦と⑧は「階段の縦線上部が融合」もしくは「階段切れ目:無」

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「鬼瓦とその上にある鳥衾:有り」:喀龍先生は分類表でCf型と分けておられます。

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日に日に暖かくなり汗をかくようになりました。
3/4 追記 ミントセットには比較的多く見られ、即売会や店頭での販売ではおよそ半数が後期です。前期も半数です。

しかし、流通貨で発見した貨幣には存在率が大きく変わり後期が88%とほとんど大部分を占め、前期には稀少価値が付きます。流通貨の中から昭和62年前期を発見した時は使わずに保存しておきましょう。また、前期か後期を必ず確かめる癖をつけましょう。筆者は、前期を見つけた場合にはコインアルバムに保存しています。

 
ですが、昭和62年前期の組み込まれているミントセットを崩してしまえば不思議と稀少価値はなくなり、昭和62年前期も流通貨のものなのかミントセット崩しのものなのか判別ができなくなりますのでミントセットを崩したものを業者から購入され、収集されることをお勧めします。

まだ、業者で手変わり分類されているところはないと思います。

 
 
 
 
 

昭和62年 前期 Ce型(タイプ)

10円青銅貨の手変わり別収集、研究をするにあたり、「日本貨幣カタログ」という資料と現物の貨幣が必要になってくる。その中でも「日本貨幣カタログ」に掲載されている昭和61年前期と後期が有名で、同じ着目点や名称の違いから昭和62年 前期 Ce型(タイプ) は知名度があります。

また、ミントセットには比較的多く存在するため稀少価値はありません。未使用のものが収集界に意図的に多く残されているためです。ところが流通品ではかなり少ないです。そのため、昭和62年銘の流通品を見つけたら使わずに保存しておきます。最近、前期を見かけません。かなり少ない存在率になっています。

「日本貨幣カタログ」などのいわゆる古銭書は常に手元に置き、日ごろから参照して評価を状態別に暗記しておくとオークションや即売会などでも比較することができて非常に便利です。

今回取り上げる昭和62年 前期 Ce型(タイプ) は「日本貨幣カタログ」の昭和61年 前期 Ce型(タイプ) と同じ図案であり着眼点も全く同じです。なぜ流通品には少なく、ミントセットには半分半分と比較的多く見られるのかが謎です。知名度が高いということは「日本貨幣カタログ」に掲載されたことが原因で他の10円青銅貨の手変わりより明白といえます。

今後も研究を重ねて系統分類を確立できたらと考えております。

〇昭和62年 前期 Ce型(タイプ) 存在率:流通貨では少ないがミントセットが多く残されていることから稀少価値はないに等しいです。「左破風:楔型」「右裳階の枕:有り」「屋根の先端が鈍角」「屋根に切れ目:有り」「階段切れ目:有り」「鬼瓦とその上にある鳥衾:無」

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①と②は「屋根の先端が鈍角」。(ほかの屋根の先端も鈍い)。

③は「屋根に切れ目有」。

④と⑤は「階段切れ目有」もしくは「階段の縦線が分離」。
 

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今日は朝から雨が降り強風になり突風となりました。各地で被害が多発しているニュースを見ます。暴風でした。