目次昭和38年 Ab型 昭和38年Aa型は昭和34年、35年、36年、37年、38年に見ることができます。以下、昭和をSと略記します。同じ刻印で同じ図案であることが分かります。S38年銘全体を100とした場合の存在率は前期タイプが4割に対し後期タイプのAb型のほう...2016.05.31目次
目次昭和38年 Aa型 現行10円青銅貨の昭和38年銘には、「右前楼破風:昭和34年~38年タイプ」のAa型と「右前楼破風:昭和38年~40年タイプ」のAb型に分類できます。刻印の製作時期からAa型が先に作られ後にAb型が作られたと推測します。 今回はAa型の前...2016.05.30目次
目次昭和37年 Aa型 昭和37年 Aa型 年号面 現行10円青銅貨の場合、鳳凰面刻印が年号すなわち時間軸に沿って順に製作され(したがって年号銘に対して綺麗に分類可能)であることが分かると思います。拡大鏡を使ってはいけない一部の業者さんを除き...2016.05.27目次
目次昭和36年 Aa型 昭和36年銘の刻印発生の流れとしては、S34、35、36、37年、38年までのAa型が挙げられます。38年はAa型とAb型に分類できます。徐々に刻印が変化していきます。 ACCA MS64RB(今回、参考にしたものです) 昭和3...2016.05.26目次
目次昭和35年 Aa型 手変わりの定義について書物によって様々ですが、『日本の貨幣‐収集の手引き‐』1998年、190ページによると「機械打ちの貨幣は一見すると全く画一的に見えますが、同じ額面、同じ年号でありながら細部に違いのあるもの」を手変わりと呼んでいます。 ...2016.05.25目次
目次昭和34年 Aa型 昭和26年銘から昭和33年銘までのギザ有10円青銅貨の手変わりに関してはお分かりいただけたと思います。今回から昭和34年銘以降のAa型について述べていきます。この記号は喀龍・神吉氏が分類されたことを基本としています。 なぜ「収集」誌に新し...2016.05.24目次
目次日本貨幣図史 勤務先の上司より「日本貨幣図史」小川浩著、日本古銭研究会 (1964)の第1巻より第6巻までを譲っていただきました。貴重な資料で何かお返しをしなければならないなどとも思ってしまう。でもいらない人には不要だし、すぐにゴミに出してしまうだろう。...2016.05.23目次
目次昭和33年 Aa型に似る 現行10円青銅貨の発行枚数が最も少ないのが昭和33年銘となります。状態の違いによって評価が大きく異なってきます。スラブ入りのMS64RDなど高値になっています。銅貨はRBよりもRD評価のほうが値段が高い。 昭和33年銘 Aa型に似る ギザ...2016.05.23目次
目次昭和32年 昭和31年銘は長い10円青銅貨の歴史の中で唯一製造されていません。現在まで平成28年銘まで独立行政法人 造幣局の正式見解によると図案の変更はされていないとの回答で手変わりは存在しない。拡大鏡で観察すると手変わりが見られるものもありますので矛...2016.05.22目次